2013年4月10日水曜日

山Pレースレポート 舞洲クリテ

当店一押しのサポートライダー山下君のレースレポートです。

長文ですが、宜しければご覧ください。
レースの現場に新しい見地あり。

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舞洲クリテリウム


JCF登録者エリートレース

800m×26周 結果:11位完走(38人出走、完走25人)



この会場のレースに参加するのは今回で5回目だったので試走は無し。

16:25という遅いスタート時間に合わせてゆっくり移動し昼過ぎに会場入り。

舞洲は海沿いなのでいつも風が強いが、これまで経験したことのないレベルの暴風。ホームストレートが追い風でバックストレートは猛烈な向い風。

スタートの1時間前から固定ローラーを使いアップ。気温は10度以上ありそこまで寒くないものの、風が強いので寒く感じる。いつもより少し厚着でスタート。

スタート直後はやはりハイペース。人数を揃えたシエルボの選手がペースを作り、そして代わる代わるアタックしている。自分は最初は全体の動きを見ようと集団後方に位置。細かいアタックが続いていたので自分も位置を上げる。

スタート前に自分はマークされているとの噂を聞いていたので、7,8周目のホームストレートでアタックして周りの様子を見てみる。バックストレートの半分くらいまで行ったところで後ろを確認すると1列になって追ってきたので一旦集団に戻り休憩。

その後、自分が集団の後ろにいる間に先頭では強力な逃げが決まってしまう。位置を戻して追えばよかったのだが、強風で集団も1列になって上がるのが難しく、そのままの状態で無駄に周回を重ねてしまった。その間にも前方では動きが。

レースも残り10周ほどになったところでレースは先頭逃げ~追走3名~集団(自分も含む)の形に。本当は集団スプリントを望んでいたけれど、このままでは「そこに居ただけ」のレースになってしまうので、向かい風区間を利用して集団を抜け出し追走に合流。 強風過ぎて上り坂でアタックしているような感じだった。

合流後少し休みながら状況を確認。集団はかなり離れて吸収される危険は小。前に見える逃げは半周も差がついていなかったので、自分は追走のペースを上げて吸収後の小集団スプリントでの勝負を狙いペースを上げる。

しかし、自分と同じ追走グループには先頭に選手を送り込んでいるシエルボの選手が1名。その選手は自分の真後ろに付いていて、しっかりローテを拒否してくる。これではまずいので、残りの2人に声を掛けて回そうとするも脚が無いのか抑えているのか、なかなか出てこないので多めに引く。思い通りにペースが上がらないまま残り2周。自分にも結構なダメージが。

この時点で先頭の逃げ切りはかなり濃厚。集団に捕まる感じでもない。いわば宙ぶらりん状態。 ラスト1周に入るホームストレートでさっきまで抑えてた選手がペースアップ。これで追走グループは分裂。

自分はもう1人と一緒に遅れてラスト1周。バックストレートで堪えるも追いつくことはできず。最終の立ち上がりで残りの1人にも置いて行かれてそのままゴール。最後はサドルから腰を上げることもできなかった。

今回は自ら動いてレースの流れを変えようとしたが、動き始めが遅すぎて無駄に脚を使うことになってしまった。そもそも、序盤のアタック合戦に積極的に加わらなかったのが敗因だと感じた。位置を上げて常に目を光らせていれば、もっと違った展開(自信のあるスプリント勝負)にも持込めていたと思う。

冬場のシクロクロスでのトレーニングの効果か、今シーズンはこの時期でもかなり負荷を掛けて走れているので、このまま調子を上げてシーズン前半のレースでは結果に繋がるような走りをしていきたい。

再来週はJPTデビュー戦白浜クリテリウム。頑張ります。



フレーム:ANCHOR RHM9 RS
コンポ:SHIMANO ULTEGRA
ホイール:MAVIC COSMICCARBON SLE
タイヤ:CONTINENTAL GP4000s
ウェア:WAVE ONE ワンピース
シューズ:SHIMANO SH-R320

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