2013年11月30日土曜日

ペダリングを考える

速く走るために何が必要でしょうか?
きれいなペダリング。
高い出力。
高い心拍能力。

そもそもスピードとは?
ペダルを踏み、クランクを通してチェーンに駆動力を伝えタイヤを介し推進力にします。
最終的にスピードに変わります。

と、いうことは・・
きれいなペダリングがスピードを生むとは限らず、高い出力や心肺能力も同じ。
スピードを生み出すペダリングと出力に心肺能力が必要になります。

とても当たり前なことですが・・

端的に。
「スピードが出せなければいくら頑張っても意味がありません。」
これがキーワードです。

こちらの動画は今年のワールドカップ初戦の男子1kmTTの動画です。
各国の代表の独走ですが、体の動きやペダリングはとても参考になる点が多く、私の教材です。


2013年11月29日金曜日

ヘルメット

先日、私の練習仲間がヘルメットが粉砕する落車をしました。
医師の診断を受け何も問題ないこと分かりました。
ただ頭部から落ちたため、ヘルメットが無ければその方は・・
いつもどおりに楽しいサイクリングを終えて自宅に戻り玄関を開け、家族の笑顔見ることは出来なかったかも知れません。


ヘルメットは正しく被らないと効果を発揮しません。
また年数を経たものですと、それもまた本来の効果を発揮しません。(目安3年ほど。)


先般の講習で現在サイクリストの頭部打撲の例が増えているとのことです。
サイクリストが増えているからという要因は有りますが、正しくヘルメットを使用出来ているでしょうか。
今一度確認をお願いします。


欧州の選手がオフトレーニングでメットを被らずに練習する写真を見たことが有るかたが居らっしゃるかと思います。
ただそれは事故の危険性を知らないだけです。
一方で国内の競輪選手は全員練習時はヘルメットをかぶります。
危険性を良く分かっているからです。

サイクリングから帰れば楽しい家族の笑顔が待っています。
それともベッドの上で悲しい家族の表情を眺めるのでしょうか。


ヘルメットは最後の保険です。
今一度、確認をお願いします。
いちサイクリストとしてのお願いです。




2013年11月28日木曜日

テーピング

 
テーピングには関節を固定させる目的のもの、可動域を制限させるもののほかにマッサージ効果を狙う方法のものがあります。
最近は様々なスポーツでマッサージを狙ったテーピングが普及してきています。
 
私のは腰部のマッサージを狙ったものです。
 
こういったテーピングについてもサービスを展開しています。
サイクルアロマコンディショニング マッサー古島
 
詳しくはうざわまで♪
 
 
 
 
 
 

2013年11月27日水曜日

落車・頭部打撲対処法

 
落車で頭部を打ち、意識が無い方の安全地帯への搬送方法の講義。

人は自分の身長から倒れ頭部を打つだけで脳死にいたります。
20km以上の速度で走る自転車も同じです。
落車で頭部を打った場合については、即時救急車もしくは即時病院へ行きましょう。

特に脳震盪を起こす可能性が高いです。
具体的な所見:意識消失、ふらつき、ぼんやり、反応がにぶい、嘔吐、頭痛など。

そして具体的な症状:頭痛、ふらつき、質問に正しく応えられないなど。

上記一つでも確認できた場合には即時運動停止し医師の受信を速やかに受けましょう。
また車の運転は控え、かつ必ず一人にしないこと。

また再開に関して段階的競技復帰として医師の診断でOKが出ない限り14日間の運動を禁止という指標があります。
これは「セカンドインパクトシンドローム」を防ぐ目的の為の指標です。
短い期間に再度頭部に衝撃を受けた場合に脳の機能障害が残る可能性がとても高いため、もしくは死亡する可能性が強いためです。
ラグビーやアメフトでは国内でも脳震盪の数はカウントされ試合に出場できない期間があります。


*頸部損傷の可能性
落車時に頭部を打っている場合に頸部損傷をしている可能性があります。
まずは頚椎の安静の為、動かさないように固定し寝かせておく必要があります。
下手に動かすとそのまま頸部骨折、もしくは圧迫で脊髄損傷がおこる場合が有ります。
今日の写真は頸部を固定した状態で安全地帯に運ぶための訓練です。


端的に。
自転車で転んで頭部を打ったら可及的速やかに医師の診断を受けましょう。
そして医師の指示に従い運動開始の時期を見定めることが重要です。

私見
学生時代に当然のこととして学んできていますし競技で関わる以上知識がありました。
こういう事態はこのように対処をする、ということ。
今回学んだことは「私の常識は世の常識ではないこと」。
多くの方が誤った判断により脳に機能障害を残してしまうケースが有ることをしりました。

サイクリングは一生涯楽しむことのできる素晴らしいスポーツです。
安全に楽しく長く楽しみましょう。





 
 
 
 

2013年11月26日火曜日

コアトレーニング

 
効率のよいペダリングの為に必要な体幹のトレーニングです。
目的と意識を持ったトレーニングでなければ意味がありません。
故障のもとになってしまいます。
どうしてこのトレーニングが必要なのか?を中心に講義を受けました。
 
コーチという目線で過去の自分を振り返ったときに、私がどのような道を経てきたかを考えると、
もっと自分にも可能性はあったのかもしれない・・と感じます。
指導を受けられる環境の整備。
目先東京五輪までに何とかしよう、というのが総員の意見でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2013年11月25日月曜日

修善寺の朝

 
最終日の朝。
残念ながら曇りですぐ後ろに控えます富士山は映らず・・
 
新しく出来た国内唯一の板張り250バンクのベロドロームです。
2020東京五輪では豊洲に仮設のベロドロームが出来る予定です。
でも・・その前にこのベロドロームを走行することが出来ます。
 
一度ベロドローム練習会を開催しようかな。
今後は国の流れとしてもインターハイやインカレ、国体など東京五輪、また世界基準に合わせてベロドロームでトラック競技は開催していく予定とのこと。
ベロドロームは走っていないと走れないバンク。
チーム強化に向けて私もがんばるぞ。
 
 
 
 
 
 

2013年11月24日日曜日

映像解析

 
ペダリングの映像解析ならびに即時選手フィードバックの図。
モニターを持ちますはJCFコーチの柿木さん。お世話になります。
バイオメカニクス観点から(私はバイオメカニクス学士です。)のペダリングの動作解析は非常に有益でかつ有効であり、その手法はとても簡単♪
これは早速やってみよう。
 
 
 
大学の後輩。
僕は自転車競技部に入らなかったけど、一般組で入って頑張っていた。
後輩の指導に今後注力していくとのこと。
うれしい出会いです。
 
 
 
 
 

2013年11月23日土曜日

画像解析

 
ベロドロームにて。
先日の被験者数名の画像をその場で解析中です。
オリンピアン、元ロード選手・・みなさんそれぞれを解析し、どのように改善点があるか、必要かを議論しました。
コーチングという視点での新しい見かた考えかたを学びました。
 
「その場でのフィードバック」が重要な要素です。
その場で逐次改善・試行という流れがより早い成長を促せると。
選手としても私自身学ぶ要素が多く非常に勉強になりました。
 
 
 

2013年11月22日金曜日

ベロドローム

 
オリンピアンのスタンディングスタート。
初期動作を撮影し、画像解析を行います。
動作に改善点や無駄な動きはないか?
科学の視点で感覚ではなくメスを入れていきます。
 
しかし、、飯島さんのフォームは美しい。
無駄がなく抜群の加速でした。
後ろで支えている方は日本競輪学校の教官です。
迫力MAX☆
 
 

2013年11月21日木曜日

自転車公認コーチ講習

本日より月曜日までの5日間を自転車公認コーチ講習に参加のため店頭を不在にさせていただきます。
何卒宜しくお願いします。


場所は伊豆は修善寺。
温泉と紅葉が美しいです。
そしてお山の上にありますは日本競輪学校。
精一杯勉強してまいります。

2013年11月19日火曜日

房総グランプリ

房総グランプリ!
http://bosograndprix.com/

12月15日の日曜日に南房総のほうで開催。
公道レースです。
278メンバーも何名か参加?!表明中~
私も行きたいな♪

2013年11月15日金曜日

アフターザレース

 
山下君に「先輩、見張っているから210m泳いできて下さい。」と・・
僕泳げないんですけど・・・
11月の海は冷たい・・・・
 
 
山下君。何を見るのか?見ているのか。その先に見えるものは?
 
 
 
毎度おなじみの宮里食堂のソーキそば。
沖縄に来るといつも立ち寄り食します。
会場近くの地元の方の食堂。
いつ食べてもおいしいなあ。ありがとうございます。
 
 
 
ツールド沖縄 〆。
 
ありがとうございました。
 
 

2013年11月14日木曜日

ファンライド 

本日はファンライドという自転車雑誌の取材と撮影に行ってきました。
撮影は千葉は房総の大山千枚田にて。
素晴らしい日本の美景。
美しかったです。

今回は12月20日発売号です。
内容は冬のトレーニングについて。
必見!です。

皆様宜しくお願いします。

2013年11月13日水曜日

ツールド沖縄レースレポート

2013年ツールド沖縄 市民210km
結果:DNF

最低限の完走すらできず全く意味のない無駄なレースでした。

ありがとうございました。

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何がいけなかったのか?
一番大きい要素であり核心:練習不足。




レースを終えて。

UCIレースを終えたキャプテン高岡さんに「練習してなきゃ何やっても駄目だよな。」
山下君には「ただの顔が濃い自転車乗りですね。」
監督には「ガンガラ谷遺跡の何とか原人の復元模型の人に鵜沢がそっくりだったよ。」
ハシケンには「俺が行けばよかったな。」

レースは厳しい。
結果が無ければただの時間と金の無駄。

私のレースシーズンも終わりました。
今年は非常にムラの多い年でした。
勝つか負けるかのリザルトでした。
シーズン最後は情けない結果でした。

シーズンを無事に大事無く終えられたことに感謝し、レースを走れる環境に感謝し、支えてくださる皆様に大きな感謝をし来年を見据えてまた新しいスタートを切ります。

ありがとうございました。











2013年11月12日火曜日

ツールド沖縄 機材

 
今回はチームメイトと同宿。
UCIレースで7位の高岡さんバイク。
速さは美しい。
機能美。
 
 
こちらは山下君。
落差が大きいのがポイント。ロードは下ハンで走るので、いかにエアロフォームを取れるかがポイント。
楽なフォーム=アップライトポジションではありません。
 
 

私のバイク。UCIギリギリの6.9kgの重量。
ロードレースには軽さは関係ないですが・・
今回は私は昨年と同じくホイールはR-SYSをセレクト。
本当はカーボンディープリムのホイールを考えていたんですが天候がイマイチだったのでアルミクリンチャーをセレクト。
沖縄は登りがかなりあるので足回りは出来る限り軽いホイールがベストです。
結果的に正解。
でも結論としてライトウエイトが一番いいですね♪

ポジションは下ハンで長時間維持できるような設定にしています。
ロードレースはほぼ8割ぐらいは下ハン握っているので。。
ある程度の落差を出しています。



2013年11月11日月曜日

ツールド沖縄当日

レース当日。

UCIレースは6時45分スタートでまだまだ暗い。
メカニックサポートをしつつスタートを見送る。
山下、しっかりね。

私は7時35分スタート。
着換えて、補給を準備して、バイクを確認していざスタートへ。





2013年11月10日日曜日

レース前日試走

 
レース前日の試走です。
今回沖縄が初めてという山下君の試走のサポートに。
レース最終盤の羽地ダムの登りと下りを試走で走りました。
 
今年は例年と比べ暑い!対策が必要そうです。
補給の中身や採るタイミング。全てをうまくいかせないと体は100%応えてくれません。
 
 
 
沖縄は良く言われるのが登りっぱなし。
ロードレースではありますが島特有の地形から平坦が少なく登りと下りがメインなのが特徴です。
気温もレースが進むにつれ上がり独特の対策をしないと必ず痙攣や熱中症を招きます。。
 
長くても15分の登りと下りはノーブレーキで最大時速80kmくらいのコースで全然簡単。テクニカルではありません。
テクニックがいらない分地脚が試されます。
 
 
とにもかくにも沖縄はタフネス。完走はステータスです。
 
今日は試走とバイクの整備、ウエアの準備をしておしまい。
 
 
 
 
 
 
 

2013年11月9日土曜日

ツールド沖縄前日

 
那覇空港にて。
バイシクルセオ西千葉店のサポートライダーの山下君と。
初ソーキそば、だそうです。
 
 
レース受付会場にて。
278メンバーの大平さんとの一枚。
特に連絡先も存じませんし打ち合わせていたわけではないんですが・・会ってしまいました。
5000人くらいいたのに・・
鈴鹿ロードでも目撃情報が有ったりと日本各地を転戦されているようです。たぶん。
 
 
ツールド沖縄前日。

ツールド沖縄という大会は沖縄本島の北部を一周するレースです。
全て公道のラインレースは日本唯一です。
通称「ホビーライダーの甲子園」。日本一のアマチュアロードレーサーを決める格式が一番高い大会です。
みんなここに合わせて体を作ってくる、思い入れの強いレース。
またUCIレースも行われ全てのカテゴリーが開催。
シーズン最後のレースでもあり、各チームの思惑も重なり例年熱い暑いレースが繰り広げられます。

今年はどんなレースが展開されるのでしょうか。
私は今回はツールド沖縄市民210kmにエントリー、そしてチームメカニックとして関わります。
全てが経験。
がんばるぞ。






ツールド沖縄

ツールド沖縄行ってきます。
私は市民210キロ、山下君は国際210キロに参加です。
今年は初めて選手だけでなくメカニックとしても参加。
レースでは勝負を、メカニックでは勉強を。
この機会に感謝し行って参ります。

2013年11月5日火曜日

サイクルモードショー

毎年幕張メッセで開催されているサイクルモードショー。

さまざまなブランドが一堂に大集結!

例年と違うところは・・
年齢層の低下、女性比率の上昇、サイクリングが好きそうな人が増えた印象・・
人の変化を強く感じた2014年。

ただMTBの展示がかなり少なくて残念。

多くの方がショーとして楽しめる構成になっていました!

写真のシステムはシマノさんのバイクフィッティングシステムなんですが・・今から6年ほど前に大学で全く同じことを私は実験でしておりました。
実際にはさらに電極を付けて筋電をとったりしていました。
懐かしいな。

2013年11月4日月曜日

おめでとう、ハシケン!


新しい人生というレースのスタート。

ハシケンが居たから今の僕が在る。
僕が居たから今のハシケンが在る。
お互いが居たから今の僕たちが在る。
絶対に負けられない一生のライバル。
これからも共に人生を自転車で突っ走ろう。

ハシケン、おめでとう!!

いくぜ乗鞍、目指せ優勝!。

2013年11月2日土曜日

地図


房総の地図を手に入れた!!
国土地理院の地勢図には実はある道が記載されているのです。
実際は実走しないとイマイチですが。。
極上トレイルの道は続く。


もともと走ったことのある道がどんな地形なのかどこを走っていたのか。
最近は様々な電子的な地図もありますがたまにはアナログに。
地図を見るのも楽しいです♪