2013年12月2日月曜日

ペダリングを考える 3

昨日の写真の図をもとに。。


ペダリングは時計を参考に語られます。
例えば、12時の位置で踏み出し3時で最大トルクが発生し6時で踏み終える、などなどです。


効率のいいペダリングとは?無駄が無いペダリングを指します。
それは疲れにくく、ロスが少ないペダリング。
入力の時間は短く余計なロスが無いペダリングです。

良くパワーは出ているんだけど、速くはないという方がいます。
その方のフォームやペダリングを注視するとまず下死点で踏んでいる。
プロでもアマでも同じく見受けられます。

ここで幾ら踏んでも確かに出力は出るかもしれませんが推進力には絶対になりませんよね。
下死点で幾ら頑張っても推進力にはならない。
テコの原理が働く3時で踏み、後は弛緩し余計な出力は出さない。
この動きを速くするだけでスピードが出ますし、出力は下がり、無駄が減る分、心拍数も下がります。

つまり、無駄の無いペダリングを会得することにより、少ない出力と少ない心拍数で大きいギア比と高い回転数と高いスピードを出すことが可能になります。

より少ない出力でより早いスピードで走ることが正常進化。
出力がいくら増えようがそれでスピードを出せなければ意味がありません。


:ポイント:
推進力を考える。
その為の出力(W)であり、ぺダリングがあり、ケイデンスがあり、心拍数、フォーム、ポジションがある。




0 件のコメント:

コメントを投稿