2011年7月16日土曜日

アロマコンディショニング


人体の不思議。
人は動物の中で唯一随意的運動をしている。
脳で考えて意思で体を動かしています。
反射という脳を介さない動きもありますがほぼ脳の指令で体を動かしています。

動物は静の状態から動へすぐに移行できます。
でも人は違います。ウオームアップをしないと体を壊してしまいます。
豹は昼寝していても獲物がいればすぐに最高速度に達し捕らえることができますが人ではNOTです。
恐らく躓いて脚の関節を破壊するでしょう。

筋は脳からのON/OFFの指令でデジタルで動いています。
でも脳は精神が緊張状態などに置かれると恒常的に働きが狂い指令があいまいになります。
明確なON/OFFの指令が出せなくなります。本来OFFであるはずが誤って無意識下でONの指令を出してしまう。
所謂、共縮という動作です。

物を持ち上げる動作を行っているのに、物を下げる動作の指令も出てしまう状態、力が打ち消しあってしまう状態。
この状況が続くと筋は疲弊し腱は痛みやがて骨も疲労骨折します。

共縮を起こさず筋もリラックスして弛緩している状態から無意識で反射で体を動かすのが一番ベストな人のパフォーマンスを引き出せます。

力を出そうと力んでも人は力は出せません。
なぜ火事場のバカ力が出せるのかと言うとそれは脳による意識化の出力ではないからです。
無意識下の動物的動きだからです。
人は意識さえなければまだまだパフォーマンスを出せるとされています。
限界を作り出しているのは自分自身の意識に他なりません。

ではどうするか?

その為には筋を緩める、精神の緊張を解く必要があります。

その為に有効な手立ての一つがアロマセラピーです。
自然の力を取り入れる:植物由来の精油を使いマッサージ・芳香などにより体内に取り込み自然治癒力を高める。
マッサージによる筋のケアと香りによる精神の緊張を解きます。
メンタルとフィジカル両方へのアプローチが出来ます。
アロマセラピーとは自然の力を体に取り入れることで自身の生体としての機能を回復・強化するものだと僕は認識しています。

私がレースに参加する際はチームの専属のマッサーがアロマセラピストでありレース前には必ず施術を受けています。
欧州では当然ですが日本ではほとんど認識はされていないのが実情です。


こちらの本にはその内容が非常にコンパクトにまとまっており理解しやすいです。
オススメです。

詳しい内容についてはお答えできます。
僕までお問い合わせ下さい。アロマセラピストの紹介が承れます。
レース前のコンディショニングなどにどうぞ。

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